
アートアクセスあだち 音まち千住の縁
野村誠 千住だじゃれ音楽祭


※このイベントは終了いたしました。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
この下はアーカイブ資料となります。
“千住の1010人 from 2020年”
オンラインでの作曲、演奏に参加してみませんか?
千住(せんじゅ)地域を舞台にした1010(せんじゅう)人の演奏者によるコンサート “千住の1010人 in 2020年”は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて延期を発表していましたが、このたび“千住の1010人 from 2020年”として再始動しました。
作曲家・野村誠とともにオンラインを活用し、国内のみならず海外ともつながるような活動を続けています。
「参加してみたい!」「見てみたい!」「最新情報を知りたい!」という方は、ぜひメールニュースにご登録ください。皆様のご参加を、心よりお待ちしております。



活動の様子を収録した記録音源や記録映像をベースに、当初は1010人の演奏者たちが集うはずだった電車、船、公園、まちの風景を組み合わせて作曲、編集した10分10秒の映像音楽作品を制作しました。
リアルの場で集うことの難しい時代背景を反映し、だじゃれ音楽を通じて紡いだ縁を可視化したドキュメンタリーとして公開しています。ぜひ、ご覧ください。
※「千住の1010人 from 2020年」の詳細は (https://aaa-senju.com/p/13148)をご覧ください。
※当初予定していた日程の延期については、音まち公式WEBサイト(http://aaa-senju.com/p/12831)をご覧ください。
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、内容は変更となる場合がございます。予めご了承ください。
野村誠《帰ってきた千住の1010人》によせて

この作品は、2014年に1010人で上演した「千住の1010人」をベースに2020年に作曲した新曲。
この楽譜は全体を理解するための指示書だが、上演にあたって、細かいところを決めたり、工夫したりする必要がある。
音楽を楽しんでいるがルールを逸脱してしまうケースについては、厳格にルールを守らせようとし過ぎず、ゆるやかに対応すること。そうした譜面の指示から少しはみだした音、存在がいられる世界こそ、作曲者の望む世界だから。
様々な国、民族の人々が共演できるように、多言語に翻訳し、シェアできる状況がうまれることを希望する。
リハーサルの中で、新たなアイディアが生まれたならば、積極的にとりこんで発展させること。
趣味や思想や宗教や理念などが違う様々な人々が音楽に参加し、意外な形で共演する場が提供できること。そして、真に新鮮な音楽の探究の場になることを願って、作曲した。
みなさん、1010人での奇跡の音楽を実現させましょう。
2020年1月3日 野村誠